1.サークルって何?
同人誌の即売イベントに出展することや、同人作品の制作・発表を目的に、グループ・個人で活動する人たちを「同人サークル」と呼びます。サークル参加は1人でもOK!
コミックアーティナルでは、1サークルは1人を基本としています。
もし他の作家友達と参加したい場合は、申込時「隣接希望」をしてください。

3.作る作品を決めよう
どんなものを売ったらいいかは先輩作家さんや好きな作家さんがお手本になります。こんな物できないかな?売れるかな?など色々想像してみよう!
例)本、ポストカード、ラミカ、アクキー、缶バッジなどなど・・・

5.サークルカットを描こう
パンフレットに書いてあるイラストをサークルカットと呼びます。1サークル1カット与えられます。(机1本でも1カットです)
大抵はモノクロですが、コミックアーティナルではweb掲載の為、カラーOKです!

7.作品を作ろう
シール・ラミカ、漫画・画集の他にも、アクキーや缶バッジ等、あなたのアイデア次第で表現方法は無限大にあります。
値段は必ず原価を下回らないように計算してみましょう。

9.SNSで告知をしよう
お品書きの書き方は公開してくれる先輩方がいらっしゃるので、参考にしてみましょう。「お品書き 同人」で検索してみてください。
フリー素材を公開してくれている方も居ますので、使わせてもらいましょう。(DL時はどこまで使っていいか等の規約を確認しましょう)
これを作ってTwitterやpixivで告知します。
一般参加者さんは事前にどんなものが出るかやお値段などがわかるため、予算を立てやすくなります。間に合わなかったり難しいなぁと思ったら作品の写真をアップするだけでも告知になります!
Twitterのタグなどを付けて参加者さんみんなに検索されやすくしましょう。

11.イベント当日マナー
出展者入場時間に入場します。スタッフさんの指示に従って並びましょう。
入場時は受付で出展者名を言って、入場カード(1人1枚)を購入します。
準備時間はイベントによって様々ですが、大体30分くらいです。もし遅刻した場合は一般参加の人達と同じように入りましょう。
事前に貰っていた配置図で自分の場所を確認したら、まずは隣の方に「おはようございます」と挨拶しましょう!(挨拶は基本!)
それから準備に入ります。ディスプレイを出したり、値札を書いて置いたり・・・・・スケブに挑戦したい方は「スケブOK!」と大きく書けば依頼があるかもしれませんよ。スペースはあなたのお店です。自由にディスプレイしてかまいません。但し、他の方の迷惑になる行動はNGです!(大きく呼び込みをしたり、スペースからはみ出すなど)

2.ジャンルを決めよう
コミックアーティナルはオリジナルオンリーなので、ジャンルは「オリジナル」のみとなります。長崎にはオリジナルで活動されている作家さんが多くいます。
他のオールジャンルイベントでは、サークルの申込時に好きなジャンルを書けば、お隣は同じジャンルが来る可能性がぐっと高くなります。
複数やりたいジャンルがある場合は、1番お隣とお話ししたいジャンルを考えてみましょう。

4.スケジュールを決めよう
カレンダーで自分のスケジュールを見て、いつ参加するかを決めましょう。
大体イベントの2か月前くらいが〆切になりますので、その前に申込手続きを忘れないようにしましょう。

6.申込をしよう!
最近のイベントはオンラインでの申し込みが増えています。
コミックアーティナルの申込方法は所定のフォーム入力→振込の順番です。
入力し、手続きが終わったら、期日までに振込手続きを忘れずにしましょう。

8.ディスプレイを考えよう
まずは自分のスペースがどの位のサイズか把握しましょう。一般的な長机半分のサイズは90×45センチですが、図書館のホールは約90×60センチになります。ディスプレイグッズを買う時の参考にしてください。
敷き布推奨です。ボードやラックで立体感を出してもいいし、平置きでも構いません。
自分のお店を構える感じで楽しく考えてみよう!

10.準備はOK?
当日必要そうな物を書きだしました。
□買い物・移動・食事(アフター)用のお金
□おつり・おつりケース
□出展者配置表(メールで送られてきます)
□本・グッズや作品
□名刺
□作品などを入れて渡す小袋(なくても可)
□ペーパーなど無料配布もの(あれば)
□筆記具(ボールペン・鉛筆・消しゴムなど)
□はさみ又はカッター
□マスキングテープ
□色ペン・コピック・色鉛筆など
□メモ帳・スケッチブック
□敷き布
□値札POP
□折りたたみ棚・スタンドなどディスプレイ
□ごみを入れる袋
□電卓
□依頼用スケッチブック(名前を記入する)
□飲み物

12.イベントの流れ
出展者入場(一般入場の30分前くらい)
一般入場(大体11時頃。ここで開場)
・
・
・
終了(大体15時~15時半頃)
片付け
個人主催のイベントは人手が足りません。
スタッフさんもボランティアです。
もし時間があったら自分の机を動かすなどのお手伝いをしましょう。
「来た時よりも美しく」
自分のゴミは全部持ち帰りましょう。

イベント豆知識
名刺
営業ツールです

名刺
一般的な名刺サイズは91×55mm。名刺は依頼を受け付けする作家さんは必ず準備しておいてください。
自宅のプリンターで専用用紙で印刷してもいいし、印刷所に頼んでもいいでしょう。
当日依頼品を渡せない場合などの後日の連絡手段です。
営業ツールでもあります。
必要事項はペンネーム・Twitterアドレス・メールアドレス・HPなどです。住所と電話番号は必須ではありません。
名刺があると依頼者さんからの信頼度がぐっと上がります。
今後依頼を沢山受ける予定の作家さんは、メールアドレスはプライベート用と分けておいてもいいでしょう。

スケブ
依頼される時

スケブ
作家さんが参加者さんのスケッチブックに描くことを「スケブ」といいます。
スケブを受け付けている時は、「スケブ受付中!」等スペースに大きく書くと、依頼が来易くなります。画材は色鉛筆やコピック等、自分で準備して来ましょう!依頼が来たら、依頼者さんに描いてほしいキャラクターを確認します。
もし描いたことがなくて難しいとか、これはここでは道具が無くて描けないなぁと判断したらお断りしてもかまいません。
その時は「すみません・・・時間内にはちょっと難しいです」等やんわり断りましょう。
依頼者さんは時間を気にします。
どのくらいで出来上がるかざっくりとお伝えしたら、
その時間に取りに来てくれますのでスムーズです。

スケブ2
頼む人のきもち

スケブ2
作家さんにスケッチブックに描いてもらうことを「スケブ」といいます。その作家さんが描いているキャラやモチーフをリクエストするのがマナーです。スケブをしていない作家さんも居ますので、分からない時はまずは購入してから「すみません、スケブお願いしてもいいですか?」と聞いてみましょう。
色々な事情(画材を忘れた、遅筆である、人前では描けない等)でしていない方もいますので、無理強いはせずに、していただいたときは丁寧にお礼を言いましょう。

おつり
貴重品です

おつり
コンビニで少額を買っておつりに変えたり、バスや電車の両替機を使ったり、貯金箱の小銭を持ってきたり、準備方法は様々です。100円を多めに準備すると吉。おつりケースは家にあった小さい缶ケースやプラスチックのケースでもいいです。自分で触ってみて、取り出しやすそうなものを選んでください。100均のおつりケースが数えやすくてよく選ばれるみたいです。一人でスペースを離席する時は必ず持って行ってください。

離席
トイレに行きたい、困った!

離席
1人サークルでトイレに行きたくなった。困った!
どうしよう!そんな時は「ただいま離席しています」の紙を自分のスペースに大きく置きましょう。
もちろんお隣の作家さんにも「すみませんが離席しますので、○○分後に戻ります」と事前に伝えておきましょう。
貴重品と入場カードは必ず持っていきましょう。
戻ったら一言「ありがとうございました」と
気遣いも忘れずに。

ペーパー
紙

ペーパー
ペラ(1枚)ものの簡単な配布物をペーパーと呼びます。
近況報告や次回参加日程、通販情報など、参加者さんに伝えたいことを自由に書きます。推しについて語っても良し!Twitterで繋がりたい方はTwitterアカウントを書いてたりします。
形状やサイズ、内容は色々で、同人ペーパーは一般的に無料で配布されます。
POPに一言「ご自由にお持ちください」と書いておくと、手に取ってもらいやすくなります。

本の名称
実は名前があります

本の名称
「天(てん)」本の上の部分こと。あたまともいいます。
「地(ち)」本の下の部分のこと。
「小口(こぐち)」本を開く側の部分のこと。通常は、背表紙の反対側を指して使われます。「のど」本を綴じている側のこと。
「遊び紙」表紙と本分(中身)の間に挟む紙。装飾の効果があります。
「背(せ)」本をとじた外側の厚みの部分。本を本棚に入れたときに題名が見えるところ。ページ数が多い本を作る場合は背幅も計算して原稿を作ります。
「背幅 計算」で検索すると、入力するだけで計算してくれるサイトがヒットします。
一般的なコピー用紙は上質70kgです。

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